東京発の箱根1泊2日は、屋内の美術館や温泉を中心に組むと、雨の日でも楽しめます。初日は箱根湯本周辺で昼食と温泉、2日目は仙石原の美術館を訪れる流れが移動しやすいプランです。大雨や強風の日は、芦ノ湖の遊覧船や箱根ロープウェイを無理に組み込まず、運行状況に合わせて変更してください。
東京発・箱根1泊2日を雨の日に楽しむ基本プラン
| 日程 | 過ごし方 | 雨の日のポイント |
|---|---|---|
| 1日目 | 東京から箱根湯本へ移動、昼食、旅館やホテルに荷物を預ける、屋内施設または温泉 | 雨が強くなっても予定を短縮しやすい |
| 2日目 | 仙石原の美術館などを訪問、箱根湯本に戻って東京へ | 屋内施設を選び、屋外の移動時間を減らす |
箱根は、箱根湯本、宮ノ下、強羅、仙石原、芦ノ湖などに観光地が分かれています。雨の日はバスや登山電車の乗り換えが増えるほど、ぬれたり遅れたりしやすくなるため、1日に多くの場所を詰め込まないことが大切です。
1日目は箱根湯本と温泉を中心にする
1日目は、東京から箱根湯本へ移動したあと、駅周辺で昼食や買い物を楽しみ、宿に荷物を預けてから温泉に入る流れが向いています。到着が遅くなっても予定を調整しやすいことがメリットです。
東京から箱根湯本へ移動する
新宿方面からは小田急線や特急列車、小田原方面からは東海道新幹線や東海道線などを使う方法があります。出発地と利用する列車によって所要時間や乗り換えが変わるため、予約時は目的地を「箱根湯本」または宿の最寄り駅・バス停まで含めて確認してください。
雨の日は、駅から宿まで歩く距離が長い宿よりも、駅から近い宿、送迎のある宿、バス停から近い宿を選ぶと移動の負担を減らせます。宿に荷物を預けられるか、チェックイン前の預かりに対応しているかは、予約先に確認が必要です。
箱根湯本駅周辺で昼食と買い物をする
箱根湯本駅周辺には飲食店や土産物店が集まっているため、雨の日でも比較的予定を立てやすい場所です。ただし、駅前の通りを歩く時間はあるため、傘だけでなく、ぬれてもよい靴や替えの靴下があると安心です。
昼食後に宿へ荷物を預け、雨が強ければそのまま温泉で過ごすのも選択肢です。宿泊施設によって日帰り入浴の可否や利用時間が異なるため、宿泊者以外の施設を利用する場合は事前に営業時間と受付方法を確認してください。
午後は屋内施設か温泉に変更する
雨が小降りなら宮ノ下や強羅方面へ移動し、雨が強ければ箱根湯本周辺で温泉や宿の館内施設を利用するのが現実的です。美術館へ行く場合は、閉館時刻だけでなく、最終入館時刻と駅・バス停からの徒歩時間も確認してください。
雨の日に屋外の散策を長く入れると、景色を楽しみにくいだけでなく、足元が滑りやすくなります。滝、遊歩道、庭園などを予定している場合は、当日の雨量と足元の状態を見て省略して構いません。
2日目は仙石原の屋内美術館を選ぶ
2日目は、仙石原周辺にある屋内型の美術館を1か所、余裕があれば2か所訪れるプランが向いています。美術館ごとに展示内容や休館日、入館受付の時間が異なるため、訪問日の公式案内を確認してから決めてください。
雨の日に候補にしやすい施設
- 箱根ガラスの森美術館:ガラス作品を中心に館内展示を楽しめます。庭園や屋外展示もあるため、雨が強い日は館内を中心に回ります。
- ポーラ美術館:絵画や彫刻などを館内で鑑賞できます。山の中にあるため、バスの運行状況や道路の混雑を確認します。
- 箱根ラリック美術館:宝飾品や工芸作品を屋内で見られます。屋外施設を利用する場合は、雨の強さに合わせて範囲を調整します。
- 箱根・芦ノ湖成川美術館:館内から芦ノ湖を望めますが、雨や霧の日は景色が見えにくいことがあります。展示を中心に訪れる場合に向いています。
これらをすべて回ろうとすると、施設間の移動で雨にぬれたり、バスの待ち時間が長くなったりします。目的の展示がある施設を1か所選び、昼食や早めの帰宅時間を確保するほうが、雨の日は満足しやすいプランです。
温泉を重視するなら箱根小涌園ユネッサンも候補
温泉や水着で入る浴場を中心に過ごしたい場合は、箱根小涌園ユネッサンも候補になります。ただし、利用できるエリア、営業時間、料金、休館日は時期や営業案内によって異なるため、予約や出発前に公式情報を確認してください。
水着、タオル、館内着の扱いも施設の案内に従います。利用後に東京へ戻る場合は、着替えや濡れた衣類を入れる袋を用意しておくと移動しやすくなります。
雨の日は芦ノ湖の遊覧船やロープウェイをどうする?
芦ノ湖の遊覧船や箱根ロープウェイは、雨だけでなく風、霧、点検などで運休や変更になる場合があります。雨の日に必ず乗れるとは考えず、運行していれば利用する予備プランとして扱うのが安全です。
特に強風や濃い霧の日は、景色が見えにくく、移動だけで時間がかかることがあります。乗船や乗車を予定する場合は、当日に運行状況を確認し、運休時に行ける美術館や温泉をあらかじめ決めておきます。
芦ノ湖へ行く場合も、遊覧船だけを目的にせず、箱根関所や湖畔の飲食店などを組み合わせると予定を変更しやすくなります。ただし、関所周辺や湖畔は屋外を歩くため、強い雨の日は仙石原や箱根湯本の屋内施設へ変更するほうが向いています。
雨の日の移動で確認すること
箱根のバスや鉄道は、雨量、道路状況、混雑によって遅れることがあります。次の順番で確認すると、無理のない行程を組みやすくなります。
- 宿の最寄り駅またはバス停を確認する。
- 宿から訪問する施設までの移動方法と所要時間を調べる。
- 施設の開館時刻、休館日、最終入館時刻を確認する。
- 当日の鉄道、バス、遊覧船、ロープウェイの運行状況を確認する。
- 運休や大幅な遅れがある場合は、移動距離の短い施設か宿の温泉に変更する。
乗り換え検索の所要時間だけでなく、バス停から施設の入口まで歩く時間も見込んでください。雨の日は傘の出し入れや道路の混雑で、通常より移動に時間がかかることがあります。
雨の日の箱根1泊2日で持っていくもの
- 滑りにくく、ぬれてもよい靴
- 折りたたみ傘またはレインウェア
- 替えの靴下と小さめのタオル
- 濡れた衣類や傘を入れる袋
- スマートフォン用の防水ケースやビニール袋
- 施設や交通機関の営業時間・運行状況を確認するためのスマートフォン
山道や石畳を歩く場所では、長い傘よりも両手を空けられるレインウェアが便利なことがあります。同行者に小さな子どもや高齢者がいる場合は、屋外の徒歩移動をさらに減らしてください。
雨の強さ別に行き先を決める
| 雨の状態 | 向いている過ごし方 | 控えたい予定 |
|---|---|---|
| 小雨 | 美術館、箱根湯本の買い物、短時間の湖畔散策 | 長時間の散策 |
| 本降り | 屋内美術館、宿の温泉、屋内の飲食店 | 庭園や遊歩道を中心にした観光 |
| 強雨・強風・濃霧 | 宿周辺で過ごす、早めに帰路へ変更する | 遊覧船、ロープウェイ、山道の徒歩移動 |
雨の日の箱根1泊2日は、初日に箱根湯本と宿の温泉、2日目に屋内美術館を1か所という組み方が基本です。旅行前に宿の場所と施設の営業時間を確認し、当日は交通機関の運行状況を見て、遊覧船やロープウェイを追加するか判断してください。







